安全
SAFETY
CLASS1
ユニバーサルレーザシステムズはすべての機種にインターロックシステムを標準装備しています。ドアが開いている状態でレーザー光は照射しません。
他社製レーザー加工機のほとんどは大判板材を入れるために、前面ドアを開放したままレーザー加工ができる機器が存在します。これらはクラス4に該当し、使用者の安全が保証されていません。
さらにドアを開放したまま加工すると、強制排気の流量が極端に低下するため、加工エリア内部で炎が発生します。
ユニバーサルレーザシステムズでは使用者の安全を第一に考えた、レーザー加工機を設計しました。
※ILSシリーズやXLSシリーズは両サイドのドアを開放したまま、長尺材料の加工が可能です。この場合、CLASS4に該当しますが、ビーム窓にON/OFFシャッターシステムとキーロックタイプのモジュールの接続が必要になります。そのため、学校や工場などにおいて、不特定多数の危険な使用を防止することが可能です。
温度・火災センサー
ユニバーサルレーザシステムズはすべての機種に温度・火災センサーを標準装備しています。
加工中に炎が発生した場合、温度・火災センサーが素早く感知して、レーザー加工機から警告ブザーを鳴らします。
内部温度が低下しない場合、レーザー加工機は安全を確保するため、自動的に停止をします。
他社製レーザー加工機は温度・火災センサーおよび自動停止システムが標準搭載されていません。
自動消火装置 (3M Novec™)
温度・火災センサーと連動した自動消火装置は従来の炭酸ガス噴射タイプと異なり、より安全な高機能性液体である、3M Novec™を採用しています。
もしもの炎が発生した場合、粉末消火器や液体消火器を使用すれば、レーザー加工機に大きなダメージが残ります。炎が鎮火した後に多くの部品交換が必要になり、修理コストが多く必要になります。
3M Novec™ 消火薬剤は絶縁性が高く、電子機器を損傷することがありません。消火薬剤は液体の状態で貯蔵され、排出時にガスとなり迅速に消火することができます。
耐熱強化複層ガラス
ユニバーサルレーザシステムズはすべての機種のトップドアに耐熱強化複層ガラスを標準装備しています。
加工中に炎が発生した場合、加工エリア外部への延焼を最小限に抑えます。
他社製レーザー加工機のトップドアはアクリル製を採用しています。当社もアクリル製を採用していましたが、10年前からすべてのラインナップにガラスを採用しています。
二枚の強化ガラスの間に特殊フィルムを挟み、クリアな視界を確保したまま安全を確保します。
RoHs指令準拠
RoHs "電気・電子機器に含まれる特定有害物質の使用制限に関する指令" および、 WEEE "電気・電子機器の廃棄に関する指令" に準拠した製品です。
ユニバーサルレーザシステムズは製造に関して、鉛を使用した半田などの有害物質を使用していません。
環境面を考慮したレーザー加工機です。
フルカバー筐体
正面だけではなく、背面までも完全にカバーしています。
背面にはレーザー発振器や電子機器が装備されていますが、キーロック付きのアルミ製カバーでプロテクト。
他社製レーザー加工機は背面の防護が無く、電子機器が露出したままです。
ユニバーサルレーザシステムズはデザインを損なわずに、そして電子機器を安全に守ります。
パーツの交換
ユニバーサルレーザシステムズはお客様が自分で部品交換ができるように設計をしました。
レーザー発振器はアタッチメントタイプのため、わずか10秒で交換が可能です。デスクトップシリーズも5分で交換ができます。
他社製レーザー加工機のレーザー発振器は、数個のネジで固定されています。さらにレーザー光は肉眼で見えないため、取り付けた後にレーザー光軸調整をしなければなりません。
そのため、他社製ではお客様ご自身での交換が困難なので、技術者の派遣費用やスケジュール調整が必要になり、多くのコストが発生します。
ユニバーサルレーザシステムズはご購入後のお客様の安全を考慮した結果、ランニングコストの向上にも貢献しています。
1999年に世界で初めて開発された、クイックチェンジレーザーカートリッジシステムの ラピッドリコンフィグレーションRapid Reconfiguration™ 現在でもユニバーサルレーザシステムズ社だけの自社マシンに搭載されています。